自律神経について

国立市の整体とカイロプラクティックのサロン スピロソフィアの光田です。

よくお客様に説明する際に『自律神経が…』と、言ったりするんですが、自律神経って漠然と捉えているキーワードのような気がするので、たまにお客様もハテナとなっていることもあるので、自律神経とは何ぞや?というお話しをしたいと思います。

まず、自律神経は英語で書くとAutonomic nervesといって消化器や心臓、血管など、自分の意思とは関係なく独立してオートマティックに働いている神経のことです。

この自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類ありまして、例えば夜になると副交感神経が優位になり、心拍数が減り血圧が下がり、心や体が休息・リラックスモードになっていきます。

また、日中は交感神経が優位になり、血圧が上がり、心拍数も増えて体を活発に動かせるアクティブモードになります。

日中でも食後などは、副交感神経が優位になり、内臓を動かす消化モードになります。

こうした交感神経と副交感神経のバランスによって、身体の恒常性かっこよくいうとホメオスタシスが保たれているわけです。

なので、自律神経が乱れるとか自律神経失調症というのは、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまった状態のことと言えます。

しっかり眠りたいのに、よく眠れない、少し寝たら目が覚めてうつらうつらして朝が来たとか(俺かよ!)、本来なら副交感神経が優位にならないとなのに、交感神経が緊張しているのかも知れません。

その他にも、不安や緊張感、多汗や動悸・不整脈、最近よく胸焼けするんだよね~とか、美味しくものが食べられない、などなどさまざまな症状がでるのは皆様もご存知のとおりです。

僕もパニック障害だった時期があったので、自律神経が暴走する恐ろしさはよく心得ています。
勝手戦闘モードのスイッチが入って心拍数が増加して、呼吸が苦しくなってしまうもんですから大変です。

当サロンにも先日、夜眠れなくて、日中に急に眠くなったり、集中力や注意力が散漫で、疲れがなかなか回復しないとおっしゃる方がみえました。

疲労は酸化ストレスといわれていて、血液中に疲労因子FFというたんぱく質が増えるんですが、このFFが疲労の原因物質であるいわれています。
そして、この疲労因子FFを中和するのに疲労回復因子FRが分泌されます。

睡眠は疲労因子FFの分泌が減少して疲労回復因子FRが優位になるので、質の良い睡眠をとることができないと、疲労が蓄積されてしまいますよね。

おいしいものを食べて、ボディケアで身体の緊張を鎮めて、副交感神経を優位にしておうちに帰りぐっすり眠りましょう!

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