物理療法
カッピング
カッピングの優れた効果
吸玉(カッピング)の起源は古く、インドでは紀元前600年頃に記されたスシュタル大医典、中国では紀元前100年頃に帛書(絹にかかれた書)の「五十二病方」に吸玉(吸角)を意味する「角」という言葉が出てきます。
日本でも平安時代に『すいふくべ』と呼ばれ医療として、または健康法としておこなわれてきました。
『カッピング療法』は、他の物理療法と比較して勝るとも劣らない効果があると同時に吸玉にしかない優れた点もあります。
カッピング療法の7つの働き
1. 血液をきれいにする
2. 血行を良くする
3. デトックス、老廃物の排出
4. 内臓諸器官を活発にする
5. 神経を正常に調整する
6. 婦人科疾患、生理痛、生理不順、むくみ、冷えなど
7. 自律神経の失調、ストレス、不眠症など
血液循環の改善作用
血液をきれいにするのはカッピングの最大の特徴です。血液の浄化により毛細血管からなる微小循環が促進されます。
カッピングの働きとして、施術した部分の血管が引っ張られてふくらみ、血液の流れる量も速さも増大します。この効果により、血管の血行障害が改善されます。
血管の中に垢のようにこびり付いたコレステロールなども綺麗に洗い流されるため、血管の硬化を予防できると考えられています。
カッピングの効果はかなり深部まで及ぶので、深部のうっ血した汚い血を皮膚の表面近くまで引き出し、流れの良い血管に乗せることができ、また筋肉痛の際に溜まる乳酸などの老廃物も解消されます。
カッピングのあとを溢血斑(いっけつはん)といい、濃く現れたところが血液の滞っているところで、東洋医学では瘀血(おけつ)といいます。
身体は気(き)・血(けつ)・津(しん)という3つの構成要素で支えられていて、このバランスが崩れると様々なトラブルがでやすくなってしまうと考えられています。
施術料
【約30分】4,000円